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レトロフューチャーセンターとは

「レトロフューチャー」と「フューチャーセンター」を組み合わせました

「レトロフューチャーセンター」というのは、単に勝間田会館の和室が、昭和レトロな雰囲気で、そこがフューチャーセンターになった、ということ以上の意味が込められております。

 

「昔の人が想像したバラ色の未来」のことを、「レトロ・フューチャー」と言いますが、「レトロフューチャーセンター」では、この「レトロ・フューチャー」 をコンセプトにしたフューチャーセッションを主に行います。

 

 

フューチャーセンターについて

 

「フューチャーセンター」についてはご存知の方も多いと思いますが、念のために簡単に解説しますと、『未来志向(バックキャスティング)の対話を、様々な異なる立場の人が参加して対話(フューチャーセッション)できるように、常設もしくは定期的に開かれている、誰でもが参加できる対話空間』となります。(私の理解です。違うご意見がありましたら拝聴しますのでぜひ教えてください。

普段、牧之原市で行われているワークショップ(絆づくり事業等)と何が違うのかというと、いろんな意見があるかと思いますが、ワークショップは、「なにかの目的のために開催される」もの、つまり目的が先で対話空間はその後なのに対し、フューチャーセンターは「常設か定期的に開いているところに、だれでもテーマを持ってきてフューチャーセッションが行える」、つまり対話空間が先にあることが一番の違いかと思います。

 

 

レトロ・フューチャーについて

 

「レトロ・フューチャー」というのは、例を挙げて説明しますと、「50~100年前の人々が、100~200年後を想像して描いた、バラ色の未来」のようなものです。

 

良し悪しは別として、「19世紀後期から20世紀中期まで」の頃の時代は、将来は科学がどんどん発展して、いろいろな問題が解決され、楽しく快適な社会が将来実現するだろう、という希望に満ち溢れており、それに沿った未来予想図がよく描かれました。

 

現代は、科学万能主義もだいぶ下火になり、科学が発展すれば未来はバラ色だ、とはなかなか考えにくい時代になりました。

 

しかしながら、私はこの、「バラ色の未来を想像する事ができた」時代が過去にあったことは、現代の私達にとって大変に幸せな事であり、その時代の雰囲気が、まだ現代でも有用な場面があるのではないかと考えています。

 

 

「レトロ・フューチャー」と「フューチャーセンター」の組み合わせ

 

「レトロフューチャーセンター」では基本的に、未来志向での対話を行いますが、その際、「レトロ・フューチャー」的に、「未来はバラ色だ」と定義します。

 

そのため、「数十年後に、こんな素晴らしい未来が私達に到来しました!ナンデ!?」というパターンで、フューチャーセッションを行っていきます。

 

また、アイスブレイクや筆記用具、その他さまざまな要素をレトロな雰囲気で統一し、平成の世からはすでに遠くなった「昭和」にタイムスリップしたかのような、そんな非日常の対話空間を演出することを心がけております。

 

こと、この「昭和」的な演出については、牧之原市勝間田区そのものがわりと昭和な感じが色濃く残る地域ですので、かなりのレベルでできるのではないかと思っています。

 

この取り組みは、スタートは遊び心からなので、毎回のセッションはとにかく「面白いこと」を最優先しますが、このレトロな非日常空間に多くの方が集まっていただければ、未来に向けてのイノベーションが数多く生まれるのではないかなぁ、となんとなくですが私は確信しております。

 

静岡県牧之原市勝間田区、という場所へのアクセスに問題がなく、日時の都合がつくようでしたら、一度お越しいただけましたら幸いです。

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