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レトロフューチャーセッション 第一回 報告


ちょっと遅くなってしまいましたが、5月12日に行いました、「レトロフューチャーセッション 第一回」の実施報告をいたします。

先月の、出来すぎではないかと思えるような、華やかなオープニングの後の、通常営業の第一回ですから、そんなに人数は来ないんじゃないかなぁと心配していたのですが、やってみたら想定以上のお客様がいらしてくださいました!

前回同様、参加してくださった方が「どこから来てくださったか」の一覧を書きますと、以下のようになります。

勝間田区内:4名

勝間田区外の牧之原市内:4名

近隣市町村:1名

近隣ではない静岡県内:1名

・・・・・・今回も、かなり遠く(静岡県のけっこう東のほう)からのお客様がいらっしゃいまして、嬉しかったです!

また、職業や所属で分けてみるとこんな感じです。

サラリーマン:3名

自営業:1名

議会関係者:1名

行政関係者:1名

大学関係者:1名

農家:1名

起業家:1名

ミュージシャン:1名

こんな感じなので、今回も参加者の多様性については、十分に確保されていたのではないかと思います。

さて今回は、「市民」と「行政」と「議会」にそれぞれ関係している方々が参加してくださったため、以下のようなお題でセッションを進めました。

『20年後、牧之原市は、行政と市民と議会の関係が、「おもしろい関係」として有名になってました。

さて、20年の間に、何が起こって、どう面白くなったのでしょう?』

ちょっと硬いお題になってしまったかなぁと、スタート時点では思いましたが、今回の参加者の皆さんはこういうお題も十分噛み砕けるようでして、かなり盛り上がって対話を進めてくださいました。

話し合いの結果、出たアイデアは、以下のようなものでした。

・市民は全員、若いうちに一回、市議会議員を持ち回りでやらなければいけないという仕組みができてる。

・議員の年代が偏らないように、各世代ごとの市議会議員の枠がある。

・「公職選挙法」に束縛されない議員の選出方法を可能とするため、公職選挙法に従わなくてもよい権限をもった「地方○○特区」になっている(○○は、政治とか議会とか選挙とかそういった単語が入ります)

・市民と行政と議会の三者が対等の立場で経営する会社があって、そこがすごく利益出してて、市の社会保障費はその利益でまかなえるようになっている

・SOHOが究極的に進んで、市役所も議会もサイバー空間で成立できるようになっていて、市役所も議会も物理的な建物としては消滅している

どれもかなり面白いアイデアだと思いますが、今こうやってまとめながら考えてみると、参加者の皆さんの間でわりと共通して、「行政も議会も、その仕事をやりたい人に任せていると、なんかうまくいかないように思えるので、そういう仕事をやりたくない人になんとかやってみてもらえると、けっこういいんじゃないか」という意識があるように感じます。

これは、私も今なんともうまく言えませんが、「公共」に関わる「仕事」において、その仕事に従事する方と、公共のサービスを受ける側の間に、なにか意識の大きなギャップが現状あって、それを解消できれば未来が明るいのかな、となんとなく思ってしまいます。

そのギャップを対話の力で埋めることができたらいいなぁ、そういうことがレトロフューチャーセンターでできるんじゃないかなぁ、という希望が、今、私の心の内にはあります。またこのお題は、いつか切り口を変えてもういちどやってみたいですね。

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